主人公は絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・長谷清七郎。
切り絵図というのがこのシリーズの切り口で、まだまだ題材はあるんだなぁ、と感心。
作者の藤原さんはもともと脚本家だそうで、この本もなるほどの運びです。
清七郎はじめ周囲の人物のことがある程度わかり、これからシリーズが始まっていく、という感じです。
解説の縄田一男氏によれば、佐伯泰英、鳥羽亮、鈴木英治、そしてこの藤原 緋沙子氏が文庫書き下ろし時代小説の四天王と思っているのだとか。
なんと誰も読んだことがない。
とりあえずこのシリーズは読んでみよう。(ってまだこの一冊だけなんだけど)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年9月22日
- 読了日 : 2011年9月22日
- 本棚登録日 : 2011年9月22日
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