ふたり静 (文春文庫 ふ 31-1 切り絵図屋清七)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年6月10日発売)
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本棚登録 : 121
感想 : 15
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主人公は絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・長谷清七郎。

切り絵図というのがこのシリーズの切り口で、まだまだ題材はあるんだなぁ、と感心。

作者の藤原さんはもともと脚本家だそうで、この本もなるほどの運びです。

清七郎はじめ周囲の人物のことがある程度わかり、これからシリーズが始まっていく、という感じです。

解説の縄田一男氏によれば、佐伯泰英、鳥羽亮、鈴木英治、そしてこの藤原 緋沙子氏が文庫書き下ろし時代小説の四天王と思っているのだとか。

なんと誰も読んだことがない。

とりあえずこのシリーズは読んでみよう。(ってまだこの一冊だけなんだけど)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年9月22日
読了日 : 2011年9月22日
本棚登録日 : 2011年9月22日

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