幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII

  • ダイヤモンド社 (2016年2月26日発売)
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青年の卑屈で激昂しやすいキャラクターに時折疲れると感じるけれど、
青年の気持ちがとても分かるので、自分を見ているような気持ちにもなる。

前作「嫌われる勇気」の内容を復習しながら、
更に対話を深めていく形式なので、前作を読んでいたのもあってか、すんなりと入ってきた
(実践していけるかは別として理解はできる)

読者が疑問に思うことは、青年が代弁してくれるけれど、
それが漏れなくしっかり押さえられているのがすごいと思う。
また、話の流れがとても巧みで、納得もしやすい。

読んだ瞬間は、なるほど、と思えても、
実践していくのは容易ではないと思う。

けれど、こういう考え方があることを知っておくだけでも違ってくると思う。
何度も読んで、心に刻んで、実践できたら、それはとても素敵なことだと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年2月7日
読了日 : 2018年2月6日
本棚登録日 : 2018年2月7日

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