時代に取り残された遺物の滑稽さ、
打ち捨てられた空間の寂寥、
ぼんやりと浮かび上がる人の営みの名残。
200X年、
いつか人が滅んだりしたら、
残るのはこうした廃墟だけ。
形を成した人のエゴが土に還っていく様は、
淘汰されていく物の美しさを感じる。
タイトルのように廃墟探索を指南する
内容ではなかった。
(むしろしないでください、と)
読書状況:積読
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カテゴリ:
ART
- 感想投稿日 : 2010年4月8日
- 本棚登録日 : 2010年4月6日
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