七つの怖い扉 (新潮文庫)

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本棚登録 : 983
レビュー : 109
いなえしむろさん サスペンス   読み終わった 

 井戸が主役の「迷路(阿刀田高)」、イマイチ乗り切れない「布団部屋(宮部みゆき)」、とてもオチがすばらしいと感じた「母の死んだ家(高橋克彦)」、妹と両親を亡くした少女というお決まりの展開だがなぜが読みいってしまう「夕がすみ(乃南アサ)」、ローズマリーの赤ちゃん風の「空に浮かぶ棺(鈴木光司)」、オチもいいし、展開もアップ店舗で小気味良い「安義橋の鬼、人を喰らふ語(夢枕獏)」、評判がいい割には駄作だと思う「康平の背中(小池真理)」の七つの怖い話。

 いろんな作家の展覧会的な作品集だ。得手不得手はあるだろうが、それぞれに色が出ていて面白い。特段これと思うような作品はないが、当たり前の展開と結末を上手に書ききった乃南アサって、次に読んでみようかな。

レビュー投稿日
2011年9月13日
読了日
2009年7月22日
本棚登録日
2011年9月13日
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