The Game: Penetrating the Secret Society of Pickup Artists

著者 :
  • ReganBooks
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感想 : 2
4

まこときらびやかに着飾ったしたたかな男女が集うハリウッド。この眠らない街でオンライン・デートに参戦する全ての男性から、完全版として崇め奉られているデート攻略最強バイブル。園先生ご紹介、禁断の「即効・魅惑術」はまだ読んでいないものの、本書も負けじとキケンな内容かと思われます。

ジャーナリストの著者はある日思い立ち、ピックアップアーティストの生態系をドキュメンタリーにすべく (そしてもちろんご本人のウデをあげるため) 絶対的人気を誇るカリスマナンパ師たちと行動を共にします。夜な夜な現場研修にいそしむ著者。単身 (と小道具あれこれ... ) でバーに乗り込み、彼氏と遊びに来ている女性を堂々と連れ去るような色男たちに圧倒されながらも、著者は彼らのノウハウを徹底的に身につけていきます。

タイトルにあるゲームとは「遊び」の他に「獲物」という意味もあります。ターゲットを定め、接近し、口説き、モノにする。ナンパのプロセスは再現性のあるものとし、それを大まじめに理論化してしまった本書を読んだなら、二度と「俺は硬派な男だから云々」とは言えなくなるでしょう。

ステディさんがいる男性に対し、君のバラの花が特別かどうかは、ひと月毎日違う女を抱いてから言え!なんて、彼氏には絶対読ませたくないですが、かっこつけて笑われたり、緊張してすべったり、優しくしすぎてなめられたり、お友達でいましょうと言われたり、勇気を振り絞ったのに番号さえもらえなかったり、男性の前に立ちはだかるかくも遠く険しい道のりを見るにつけ、女性の皆さんも、ついうっかり「頑張れ!」と声援を送ってしまうことでしょう。

「何度でもあえなく撃沈し、大恥をかくことを恐れない者だけに、モテモテへの道は開かれる」という一貫したメッセージがあるので、ナンパやデートに限らず「自信」をテーマに読んでも面白い本だと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ・結婚 男女関係
感想投稿日 : 2012年5月30日
読了日 : 2012年5月30日
本棚登録日 : 2012年5月30日

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