敗者のゲーム〈原著第6版〉

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本棚登録 : 526
レビュー : 34
制作 : 鹿毛 雄二 
spring18ticketさん ・Finance   読み終わった 

今年の夏ハワイに持っていった勝間さんの本二冊を、行きの飛行機で読み終えてしまい、あわてて Ala Moana Shopping Center の Bookoff に直行しました。そこで見つけた「敗者のゲーム。」あちこちの本で参考文献として紹介されていたのでどうしても読みたいと思っていた憧れの古典に挑戦です。どれだけ難しい語彙が詰まった恐ろしい専門書なのだろうとビクビクしながら読み始めましたが、とても良心的。堅実な資産運用基礎の基礎。わかっていてもやっぱり守り通すのが難しい基本。を諄々と説いて聞かせてくれます。

華麗なウィニングショットで得点を奪い合うプロ同士のテニスゲーム (勝者のゲーム) とは違い、市場での取引は個人投資家がミスにより得点を失って自滅することがほとんどの敗者のゲーム。という前半で出てきたこの比喩がとてもわかりやすく、イッキに読んでしまいました。

資産運用で成功するには、市場の動向を観察しベストのタイミングで売買することなど忘れなさい。とにもかくにも衝動に駆られた投機的判断によるミスを犯さないこと。だそうです。人気のファンド・マネージャーのいる、現時点でホットな運用期間を数年サイクルで乗り換えるのではなく、自分の投資目的や運用方針ないし計画をしっかりたて文書化し、それを忠実に守り抜くことのできる運用期間に託すことの大切さを教えられました。

1975年にもとになる記事が出版されて以来、星の数ほども発表されたであろう資産運用や株式投資の新手法を尻目に、「敗者のゲーム」の述べる投資哲学は現在にいたるまで十二分に参考にされています。それだけお金の管理は難しいということでしょう。「敗者のゲーム」を読むまで、どこかで資産運用はインターネットでもできるのだから自分さえしっかり勉強しておけば大丈夫と思っていたフシがありました。年が明けたらきちんと専門家に相談し、401Kを始めようと思います。

レビュー投稿日
2018年10月7日
読了日
2009年11月3日
本棚登録日
2011年3月5日
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