陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)

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本棚登録 : 3250
レビュー : 302
著者 :
あをだまさん 日本/小説/作者か   読み終わった 

図書館より。
ウブメから一気におんもらきに飛んで読んだよと言ったら友人みんなに怒られた。
順番とか全然気にしてないので、S&Mシリーズも館シリーズも好きに読んでますよ。わるいかっ

何というか、誰もが経験したことのある「誰も悪くないのに誰も幸せになれなかった」というのをものすごくスケールでかく書いたらこうなるのかなといった感じ。
ゴテゴテの装飾、けむに巻く蘊蓄の圧倒的文字量で、ことの本質から巧みに目をそらさせてしまう手腕は流石。

関くんの自己卑下がひどくなりすぎてるw


それと知らずに矯められて、歪んでしまったまま大人になることの悲壮さと、うつくしさとがちりばめられた作品でした。
謎が明かされてみれば、しっかり伏線は張られている。ミステリ…と呼べなくもないけれども、密室などの物理的なトリックというよりは錯覚、認知の違いを利用した心理トリックに比重がかかりすぎているせいで、あまりがっつりと本格を読んだという気分にはならなかった。

レビュー投稿日
2011年8月23日
読了日
2011年8月23日
本棚登録日
2011年8月23日
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