山田詠美なりの、震災にたいして描かれた本なのかなと思う。この方の小説は、ときどき、きらりきらりと光る一文が埋まっていて、読み進めるうちにその光の破片に足の裏をちくりとやられてはっとする。そして読み終わったあとには、自分も以前の自分から少しだけ変わったような気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本/小説/作者や・ら・わ
- 感想投稿日 : 2014年12月21日
- 読了日 : 2014年9月1日
- 本棚登録日 : 2014年9月1日
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