西の魔女が死んだ (新潮文庫)

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著者 :
MOTOさん  未設定  読み終わった 

本を開くまで、私は西の魔女さんの事は知らなかった。
(亡くなりました。)
訃報を聞いて、
今、彼女の元へ向かっているのは、
以前登校拒否になった際に、彼女の元で世話になった孫のまいちゃんとお母さん。

まいちゃんが
魔女さん(おばあちゃん)の家で暮らしていた
二年前の出来事をひとつ、またひとつと思い出すごとに
過ぎ去った日々は蘇ってくる。

自然と共に生きる豊かな感性を持った女性であった
魔女さんのシルエットは、
私の憧れの人、絵本作家のターシャ・チューダーさんに完全に重なってしまった。

晩年、体が思う様に動かなくなり、大好きな庭仕事ができない様になっても
「死ぬ事はねぇ…怖くないのよ♪逆にどんな所か楽しみだわ。だって行った事がないんですもの。」
なんてほがらかに話していたターシャ。

その死生観は、魔女さんのソレと重なる。
死を思う物語は悲しいのが相場だけど、
何故か優しい光に包まれている。

そんな印象だった。

レビュー投稿日
2015年11月10日
読了日
2015年11月10日
本棚登録日
2015年11月10日
10
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