家守綺譚

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本棚登録 : 3423
レビュー : 616
著者 :
MOTOさん  未設定  読み終わった 

確かに以前読んだ記憶はあるのだが、
逆に
「読んだ。」
と、いう記憶しかないのが信じられない。

人がまだ
人以外のモノ達をどこにも
追いやってはいない頃の物語。

モノノケ達は
人を怖れずに(と、いうか好意を持って?)
共に生きよう、としていた。
人もまた
それを当たり前の様に受け入れてきた事で
「生き方」の選択肢がごく自然に広がっている様に思えた。

(前に読んだ時は
彼らの声が聞こえていなかったのかな…)

あぁ~
家守を通して聞こえる
その者達の声が愛おしくてたまらない。

木々が揺れる音、
鳥の囀り、
家の軋む音、
雨音に
庭で吠える犬、
まるでそれらが総じて
言葉を綴り、物語と化した様な
きっとすぐ隣にあったはずの世界。

でも、今は見えない世界。

レビュー投稿日
2015年6月22日
読了日
2015年6月22日
本棚登録日
2015年6月22日
9
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