異性

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レビュー : 237
MOTOさん  未設定  読み終わった 

人って、わからない事をわからないままにしておく事が出来ない性分なのかな?

宇宙のこと、人体のこと、ミクロの世界や、数字の不思議、ウィルス、宗教、はたまた地球外生命体に至るまで。

あらゆる分野にあらゆる研究チームが設立され、
その生涯を全て研究の為だけに捧げた偉人だって決して少なく無い。

…が、そのなかでも誰もが(一人研究チーム)を抱えてる最も身近な『謎』と言えば
『異性』のこと。
では、ないだろうか?

わかりあえてるようで、わかりあえてない。
真意が全くつかめない。
近づきたいのに、触れ合いたいのに、溝が全く埋まらない。

(さぐりあう)
(表情を読む)
(言葉の真意を推理する)

これも一種の研究とは言えないかな?

人は、本能から異性の存在は絶対必要だと確信しているからこそ、
わかりあえる仲になりたい。
もっと親密に付き合いたい!と、願う。

だが、その方法がわからなくて、憶測でしか考えられない、異性の存在はやがて、(神格化)してしまう…なんて事もあるのではないだろうか?

ああ、やばい、やばい。

異性の存在が遠くなりすぎたら、ヤバい。

案外、その神々しさなど簡単に剥がれるもの、と言うのが、この本を読めばよぉ~~くわかる。

要は、研究チームなどを心に設立しなくとも、
本音曝け出して語り合えばいいのだ。

プライドや羞恥心を全て捨て、
心の底から
(あたしはこうだけど、あなたはどうなの?どうなの?どうなのっ?)と、詰め寄る。

すると、案外何でもない様な心が返って来るのだな。

角田さんと穂村さんは
心の隅から隅まで、余すとこなく異性について思う気持ちをぶつけあった。
そこには
男女の考え方の相違、
見栄や虚勢を張りたくなる心理、
思わず、なんども
(わかる、わかる)(うんうん、そうそう!)
鋭い所を突くお二人なので、
感嘆させられる箇所がたくさんあった。

夢見る乙女も
アイドルに憧れる男子達も

この本を読めば、その憧れの対象は
自分と大差ない、事に気付いてホッとするかな?


それとも、がっかりしてしまうかな?

充分承知のうえで、(雲の上の存在)として思い続ける事もまた、悪くはない事ですけれど♪
異性の存在ってやはり、キラキラしたものですからね。

レビュー投稿日
2012年7月26日
読了日
2012年7月26日
本棚登録日
2012年7月26日
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