一休 (日本人のこころの言葉)

  • 創元社 (2011年8月22日発売)
本で見る
3.86
  • (2)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 4
5

ここんとこ、
思考する能力が
ざる、の様になってきた。

(しかも、かなり荒い網目の)

ちょっとでも話がややこしくなると
(ありゃ。今の話理解できなかった…)
と、
頭を掻き毟るハメになってしまう。

と、すると。

このざる頭にするり、するりと入ってきては
どん、と居座り、逃げていかない
一休さんの話はかなりのデカさだ。

>釈迦という
いたずらものが世に出でて
多くの人を
迷わするかな。

…て、
救いを求めて、皆が手を合わせる釈迦の事を
こんなふうに歌ってしまうとは。

自由奔放、
人の心を捉えては離さぬ。

この偉大な破戒僧には、どうしようもなく憧れてしまうのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年8月6日
読了日 : 2014年8月6日
本棚登録日 : 2014年8月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする