へんな国会 【非公認】国会迷言議事録

著者 :
  • ポプラ社 (2010年2月16日発売)
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感想 : 8
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つまらない話を延々聞かされていると、ついうとうと、と…。

そのうとうとのイメージがどうしても強い国会討論って、
どこか退屈そうで
(ほんとうは、大切な議論を交わしているのでしょうが)
今まで、一度も見た事はない。

なのに、本書を手にしたというのは
「へんな」がタイトルにあったから。
ただ、それだけ。

へん発言した議員の中には良く知った議員さんもチラホラ。
どんだけ議論を交わしても、
どーせ結果はこうなるんだろう?
あぁ、つまらない、
つまらない、

そこに、バシンと机を叩くもの。
ほんの少しはいるらしい。

あたりさわりのない、常識を踏まえた、平たい言葉の選択なぞせずに
腹の底から湧いてきた言葉をそのままぶつけてくる議員。

うとうとしかけてる議員も(ん?)と、目覚めそうな発言。

熱いのも、
ヘンなのも、
笑えるものも、
イロイロあり、でわりと楽しめた。

なかでも地元推し・・・じゃないけど、
田名部議員の発言が私のお気に入りかな。

「船が沈没するような状況でも
日本人は横並びを好む国民だ。」

みんながやってれば、それでいい、なんでも横並びが好きな国民って、
的を得た発言だと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年8月21日
読了日 : 2012年8月21日
本棚登録日 : 2012年8月21日

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