つまらない話を延々聞かされていると、ついうとうと、と…。
そのうとうとのイメージがどうしても強い国会討論って、
どこか退屈そうで
(ほんとうは、大切な議論を交わしているのでしょうが)
今まで、一度も見た事はない。
なのに、本書を手にしたというのは
「へんな」がタイトルにあったから。
ただ、それだけ。
へん発言した議員の中には良く知った議員さんもチラホラ。
どんだけ議論を交わしても、
どーせ結果はこうなるんだろう?
あぁ、つまらない、
つまらない、
そこに、バシンと机を叩くもの。
ほんの少しはいるらしい。
あたりさわりのない、常識を踏まえた、平たい言葉の選択なぞせずに
腹の底から湧いてきた言葉をそのままぶつけてくる議員。
うとうとしかけてる議員も(ん?)と、目覚めそうな発言。
熱いのも、
ヘンなのも、
笑えるものも、
イロイロあり、でわりと楽しめた。
なかでも地元推し・・・じゃないけど、
田名部議員の発言が私のお気に入りかな。
「船が沈没するような状況でも
日本人は横並びを好む国民だ。」
みんながやってれば、それでいい、なんでも横並びが好きな国民って、
的を得た発言だと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月21日
- 読了日 : 2012年8月21日
- 本棚登録日 : 2012年8月21日
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