ドイツ国防軍情報部とカナリス提督: 世界最大の情報組織を動かした反ヒトラー派の巨人 (光人社ノンフィクション文庫 855)

著者 :
  • 潮書房光人新社 (2014年10月31日発売)
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感想 : 2
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ヴィルヘルム・カナリス(Wilhelm Franz Canaris)大将とアプヴェーアの興亡について取り纏めた書(2014/10/31発行)。

特に目新しい内容は見当たらず、誤認していると思われることや、他の書籍に書かれてることとほぼ同じ内容が記載されているなど、マイナス面がいろいろと目に付く本でした。

恐らく本書は、Christe J¨orgensenの「HITLER’S ESPIONAGE MACHINE」を主要参考文献として書かれていると思われますが、2009年にその本の翻訳書「ヒトラーのスパイたち」が発行されていますので、このテーマであれば本書より、そちらの翻訳本の方がオススメだと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 近代西洋史
感想投稿日 : 2014年12月21日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年12月19日

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