何度も読み返したい本。哲学的背景も交えながら、教育の理論と実践の両輪について考えることができて、とても学びの多い本だった。
何を”よい”教育とするかは、すごくチャレンジングな問いだと思う。それに対して、さまざまな考え方を提示しながら、現象学的アプローチから向き合おうとする筆者の姿勢もまた参考にできる点が多かった。
苫野先生が説く「自由の相互承認」のあり方がどのように社会のなかで実現されるのか。言い換えれば人間としての愛のようなものなのだろうけど、まずは人と自分、人と人を比べないこと、先入観でジャッジしないことが大事なのかなと感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2021年6月5日
- 読了日 : 2021年6月5日
- 本棚登録日 : 2021年4月15日
みんなの感想をみる