しゃぼん玉 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2008年1月29日発売)
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本棚登録 : 4144
感想 : 491
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乃南アサさんの初読み。
映像化もされてるみたいですね。
(映画版が全国の刑務所、少年院で反響、誰でもやり直せるんだ…。涙無くしては読めない、心理サスペンス感動の作品と、紹介の帯)

どうしようもない主人公が、突如山奥に放り出されてしまい、そこで知らないお婆さんを出会ってからのお話。

とにかくお婆もお爺も優しい。(ただ、この毎日の日々の話が長い!?と個人的には)
後半で本名のしゃぼん玉の意味がわかる。
ラストも良かったー!

子供は親を選べないし、生まれた頃の環境も選べないし…と考えさせられるシーンが多々出てきて、なんか辛い気持ちになってしまい、、、、。

そこで読み終えた後に活字に疲れてしまうものの、やる事もないなあと、映画見たくなり、アマプラ検索。
コチラはアマプラになかったが、
過去に読んだ中山七里さんの『護られなかった君たちへ』を視聴。
佐藤健くんが出ていたからという目的も半分あるが、、笑

乃南アサさんは、あらゆるジャンルを書ける人と解説にあり、また他にも読んでみようと思います!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月5日
読了日 : 2022年10月5日
本棚登録日 : 2022年10月5日

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コメント 1件

moboyokohamaさんのコメント
2022/10/05

映画も観ました。
今調べたら市原悦子さんと林遣都さん主演でした。市原悦子さんの記憶はあります。
原作と同じように悲しさやるせなさでいっぱいになったような記憶があります。

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