レオナルド・ダ・ヴィンチと受胎告知 (平凡社ライブラリー)

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レビュー : 4
stanesbyさん  未設定  読み終わった 

高校生の時強い印象を受けたのが、エル・グレコの「受胎告知」。既に30年以上前の話。

キリスト教において大きな意味を持つこのテーマを題材とした絵画はとても多い。特に言葉としてよりも、視覚・感覚による宗教教育を重んじた当時、絵画が与える影響は非常に大きい。

現在ウヒッィッツィ美術館にあるダビンチ作とされている作品についての詳細な説明がされている。「とされている」と言うのも、この作品は、ダビンチが制作に絡んでいることはかなりの確率で確かな様だが、以前は彼の作品とはされておらず、また、彼以外の製作家が絡んでいる可能性もあるというのはこの本からの知識。

お決まりの「規則」を守りながらも、必ずしも聖書を読み込んでいたと思えない製作家達が、告知を受けたマリアの反応など、それぞれ独自の解釈を描きこんでいる様子など、ダビンチの作品を中心に詳細に描かれている。この本を読むと一端の「受胎告知」通になれる。

レビュー投稿日
2017年5月15日
読了日
2017年5月15日
本棚登録日
2017年1月29日
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