最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2008年11月27日発売)
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本棚登録 : 3847
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新幹線の中で読む本がほしくて、なんとなく手に取った1冊。

サラッと読みやすいのに、確実に心に残る。
じんわり、あったかい感じがします。

恋愛というより、いろいろな形の愛が描かれています。
個人的には、最初のお話に出てくる春太が好き。
三浦しをんさんって『一瞬の風になれ』のイメージがすごく強いけど、 こんな風に、あったかくてほのぼのしたお話も書けるんだなぁっていう発見が新鮮でした。

もちろんすべてのお話が「ハッピーエンド」ではないけど、最後に前向きになれるような要素が必ずあって、読んでいて心地よかったです。

新幹線で、いいひと時が過ごせました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年12月23日
読了日 : 2010年12月5日
本棚登録日 : 2013年12月23日

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