村田エフェンディ滞土録 (角川文庫 な 48-1)

著者 :
  • 角川書店 (2007年5月25日発売)
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家守奇譚と重なる時代。でも舞台はトルコ。相変わらず土地の空気を見事に表している文章、そして不思議もちらほら。ただ、最後一緒に暮らした仲間が戦争でほとんど亡くなってしまうのが切ない。トルコの革命ってどんな風になったんだか世界史で習ったのに忘れていて時代背景をきちんと掴みきれず残念。高堂の「元の神社にお帰り願え」が笑えた。サラマンドラがもしかして今後の伏線になっているのだろうか、とても楽しみ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年3月31日
読了日 : 2016年3月31日
本棚登録日 : 2016年3月27日

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