
ピアノのある森で子供の頃からピアノを触って育った子供の成長話。
最後のコンクールが超すごかった。すべての登場人物が成長する瞬間を描いた上で、最後のエンディングにつながるのが最高だった。マンガは大体悪役がいて、主役が喜んだら、悪役が悲しむという形に、主役が成長したら、悪役が失敗するという形になるが、全員が全力で演奏し、かつ、成長する様が描かれている。
よくあるエンディングではなく、恩師に恩を返し、さらに主役を譲らんとするかのような終わり方は、すげぇよかった。阿字野はいい意味で海に裏切られたのがいい感じだった。
- レビュー投稿日
- 2015年12月28日
- 読了日
- 2015年12月28日
- 本棚登録日
- 2015年12月28日
『ピアノの森(1) (モーニングコミックス)』のレビューへのコメント
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