ひきだしにテラリウム

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本棚登録 : 2664
レビュー : 239
著者 :
円軌道の外さん 漫画   読み終わった 

いやぁ〜コレは面白い。

4コマ漫画ではなく
ちゃんとオチのある
掌編漫画があったとは
ちょっと驚きでした♪

コメディに昔話に
SFにファンタジーにホラーもどき、
短くて2ページ、
長くても7、8ページの
切れ味スルドいショートショート33篇を収録。


社長令嬢との交際に不満を持った男は
タイムマシンで将来出会うハズの異性を調べようとするが…
「恋人カタログ」

何か不安になるたびに脳内裁判を開く女性が笑える
「代理裁判」

唯一の楽しみである就寝前の読書。しかし彼女には
ある特技があったのだ…(笑)
「ノベルダイブ」

イマジネーションを刺激する
○△□の調理方法に思わずツバを飲む(笑)
「記号を食べる」

ほんわか旅行記と
サスペンスが見事に調和した
(名作映画「太陽がいっぱい」が浮かんだなぁ〜)
「えぐちみ代このスットコ訪問記」

お金があるって滑稽なんやね(笑)
「すごいお金持ち」

猫の女の子の健気な努力を描いた
「かわいくなりたい」

イジメをテーマに紙芝居をすることになった中学生たち。
話を練るうち、
やがて紙芝居はとんでもないスケールの歴史絵巻へと変貌を遂げていく…(笑)
「遠き理想郷」

恋人や職場のストレスに悩む男は
やがて宇宙に魅せられ…
最後の胸キュンオチは反則!(>_<)
「スペースお尺度」

サンタ派遣会社を舞台に
サンタクロースへの夢破れた
年老いたカナダ人が起こす奇跡(笑)
「夢のある話」


なんかがお気に入りです(^O^)


特に「夢のある話」は
少し膨らませて
映画化して欲しいなぁ〜(笑)

監督はラッセ・ハルストレムかティム・バートン、
もしくは「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネで(笑)

サンタの夢破れたカナダ人には
ハーベイ・カイテルかビル・マーレイ、
もしくは
アンソニー・ホプキンスあたりでどうでしょう(笑)


しかしまったく違うテイストの話を描き分け
しかも総じて
オチのレベルが高いのがスゴいし、
気軽なショートショートだけに
何度となくまた読める
耐久性も抜群です。


すべての出演者を見つけるのも楽しい
凝りに凝った表紙カバーがまた
素晴らし過ぎます!

レビュー投稿日
2013年5月7日
読了日
2013年5月7日
本棚登録日
2013年5月7日
12
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