自分はパンチドランカーで
最近は物忘れもヒドいけど(汗)、
自分が5歳の時に亡くなった親父の記憶だけは
不思議とまだ
覚えてるんですよね。
また自分の親父も
市川安男(ヤス)そっくりで
トラックの運ちゃんやったし、
ザ・昭和というか(笑)
ちゃぶ台ひっくり返すような
星一徹な
頑固親父やったから、
もうこのドラマはツボ過ぎて
毎回涙ボロボロでした(汗)(^_^;)
頭はからっきし弱いけど、
義理人情に熱く
一本筋は通す昭和な男気質で、
優しくされても
素直に気持ちを表現できずに
憎まれ口を叩いてしまう
面倒くさいところや(笑)、
不器用ながらも
子供のために
自分に何ができるかを常に考えて
西へ東へ奔走するところなど
どうにも憎めない
昭和の親父像を完璧に演じた
内野聖陽さんがまた
スゴいんスよ。
ドラマ「仁」での
龍馬役でも思ったけど、
この人の「なりきり力」は
ケタ違いですよね(笑)
もう今後当分は
内野さん見る度に
ヤスにしか見えへんねやろなぁ〜(笑)(^_^;)
佐藤健扮する
ヤスの息子の旭は、
常に親父を意識していて
許してもらうんじゃなくて
結果出して認めさせたいって気持ちで
いつも生きてる。
コレ見ると
親子ってこんな感じなんかな〜って
自分ができなかった
親父との
嬉し恥ずかしな日々を
いろいろと想像しちゃいます(笑)
ヤスの行き着けの小料理屋「夕なぎ」を筆頭に、
川沿いの店がまた
昭和な佇まいでいい味わいだし、
(静岡県賀茂郡の雲見温泉がロケ地のよう)
ヤスの幼なじみでお寺の息子の
照雲を演じる野村宏伸や、
その親父の海雲役の柄本明、
「夕なぎ」の女将、たえ子には麻生祐未など
脇役がまた素晴らしい演技!
(「教師びんびん物語」の野村宏伸と麻生祐未の久々の共演も嬉しい笑)
久々に昭和の時代の
ホームドラマを思い出させてくれる
ホンマにいい作品だと思います。
それにしてもデスクの上に
両親の写真を飾ってる息子って
今時おるんやろか(笑)
(家族至上主義のアメリカ人ならありそうやけど)
けど、そんな息子がいたら
泣けるよなぁ〜(>_<)
- 感想投稿日 : 2013年4月21日
- 読了日 : 2013年4月21日
- 本棚登録日 : 2013年4月21日
みんなの感想をみる