
著者の名前を見て即買いした一冊。
朝日カルチャーセンターでの講演を再構成したもの
だけあって、平素な言葉で書かれている。
若干イメージし難い箇所もあるけれど、全体の理解を
妨げるものではなく、読みやすくて分かりやすい。
『眠れなくなる宇宙のはなし』と同じように、読者に
夢を持たせるような優しい書きぶりに魅せられる。
もうひとつの魅力は明確さ。
あらゆる説を紹介しながら自説や自分のスタンスは
きちんと書き、わからないところは「わからない」と
書く。
この書きぶりも好感度高。
- レビュー投稿日
- 2018年11月18日
- 読了日
- 2010年12月6日
- 本棚登録日
- 2018年11月18日
『インフレーション宇宙論―ビッグバンの前に何が起こったのか (ブルーバックス)』のレビューへのコメント
まだコメントはありません。
コメントをする場合は、ログインしてください。