中国の士大夫や明治時代の知識人たちの「士人」としての精神性を主軸に、士人と対比される文人との差異を踏まえて漢文脈が近代文学へどう展開していったのか解りやすい。
漢文脈の一部を切り取ったものとしてまとめられているが、終章では他にもあるだろう例として「漢文脈における仏道そして禅という問題」が挙げられていて、そちらの本もいつか出版されることがあったら機会をとらえて読んでみたい。
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- 感想投稿日 : 2014年8月10日
- 読了日 : 2014年8月10日
- 本棚登録日 : 2014年8月10日
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