『ヴィーナスの誕生』視覚文化への招待 (理想の教室)

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本棚登録 : 46
レビュー : 5
著者 :
Libraさん 美術   読み終わった 

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」についての論考・・・というより、一点の有名な作品を題材にした、絵画の鑑賞法入門になっている。
「ヴィーナスの誕生」をもとに、まず、対象の絵画それ自体から見えるもの・・・様式論、エクフラシスを試み、次に、イコノロジーを通じて
絵画に暗示されるものを読み取ってみせる。さらに、イコノロジーの限界についても注意を促したうえで、それを越えて絵画を捉える・・・
描かれた当時の社会的、文化的背景から、生きた絵画の解釈にたどり着く・・・これを「絵を楽しむ」と著者は表現している。
実は難しいこと、深いことだけれど、それをとてもわかりやすく、やさしく書いてある、いい本です。

レビュー投稿日
2009年8月3日
読了日
2009年8月3日
本棚登録日
2009年8月3日
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