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感想 : 23
5

「堕ちる」「溺れる」に続く“きみ恋”シリーズ第3弾。
前回当て馬扱いだったのにメインを上まわる男前で、ページ戻ってまでもガン見しまくりだった鬼島が、今回の主人公です。
単なる当て馬救済物語に終始していないところがポイントです。
「溺れる」と時系列が同じなので、あの時鬼島サイドではそうなっていたんだ~と納得しながら読むことができます。

てっきり笑って流せる大人の余裕!と思い込んでいたんですよね。申し訳ないことをしました。
実はそうとうダメージを被っていた鬼島。
弱ってる男前には、物凄く色気を感じてクラッときてしまいます。

以前から、友禅染の工房で働く弓月の才能を高く評価していた鬼島は、仕事の依頼になかなか応じない彼を何とかして承諾させようと努力している最中。
プライベートと仕事にはっきりけじめをつけて、どちらも手抜きなく頑張っている鬼島の姿は、とてもステキです。読んでるこっちがそう思うんだから、弓月が心を動かされないわけがありません。
そんな弓月の好意に気付いてしまった鬼島は、期待させない、仕事に利用しない、でも不愉快にさせたり失望させちゃいけない、と非常に大人の心構えで接していくのですが。

弱っているところへの、まさかの誘い受け。
最初は、あんな清楚な眼鏡くんが実は経験豊富なの!?と少々驚きましたが、そういうことじゃないんですよね…
大人しそうな弓月の大胆な行動に、ぐらぐらっときてしまった鬼島。
そして、いつの間にか地味で楚々とした弓月の一挙一動に心を乱されまくっている己に気がつくのです。

弓月を脅かす存在を知って「必ずあなたを守りますから」と言い切った鬼島、とってもカッコよかったです。こんな常套句を吐いてもまったくOKなかんじがしてしまうキャラなんですよね~
Hシーンもすばらしく萌えます。初々しい弓月と、イニシアティブをとりながらもあくまでも甘々な鬼島!
なんてことないHシーンなのに、エロスでした。
特に描きおろしの「告白」
弓月の告白にさすがのタラシもびっくり。そして、歓喜。弓月は男を惑わせる天然魔性です。読んでて悶えまくりました。

続きがとても楽しみです!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 高永ひなこ
感想投稿日 : 2013年3月4日
読了日 : 2013年3月4日
本棚登録日 : 2013年3月4日

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