最後の方は絵が格段に上手くなってる。連載がスローテンポなせいか、進化過程がわかります。
絵の進化に比例して、二人の関係も進歩しています。夏目はガードがゆるくなって、自分のテリトリーに入ってくる冬時を大目に見てるし、なんだかんだ言いながらもむしろ嬉しそう。
冬時も決して自分のことを語らず、明るく振る舞っていたのにぽろぽろと素を見せています。
捨て猫騒動や、夏目の出張など二人の本心が試される出来事が起こるうち、次第に歩み寄っています。
「睦言は悪態にとりかわる」では、夏目がわんこな冬時についふらふらとガードをゆるめます。すごく甘くてエロい出張先の夜。萌えます。
そして「悪態は腕の中で再び」では、一転してシリアスに。まるで二人の気持ちを試すかのような状況に追い込まれます。柳は頭の切れる変態男。切羽詰まった状況での冬時と夏目のHは感動モノです。さらに「一生マスかいてろ!」と柳に一発かました夏目には溜飲が下がる思いでした。「漢」を見た。
続き、プリーズ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
富士山ひょうた
- 感想投稿日 : 2011年6月17日
- 読了日 : 2010年10月28日
- 本棚登録日 : 2010年10月28日
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