悪態は腕の中でふたたび (ビーボーイコミックス)

  • リブレ (2009年11月10日発売)
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本棚登録 : 313
感想 : 22
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最後の方は絵が格段に上手くなってる。連載がスローテンポなせいか、進化過程がわかります。

絵の進化に比例して、二人の関係も進歩しています。夏目はガードがゆるくなって、自分のテリトリーに入ってくる冬時を大目に見てるし、なんだかんだ言いながらもむしろ嬉しそう。
冬時も決して自分のことを語らず、明るく振る舞っていたのにぽろぽろと素を見せています。
捨て猫騒動や、夏目の出張など二人の本心が試される出来事が起こるうち、次第に歩み寄っています。
「睦言は悪態にとりかわる」では、夏目がわんこな冬時についふらふらとガードをゆるめます。すごく甘くてエロい出張先の夜。萌えます。
そして「悪態は腕の中で再び」では、一転してシリアスに。まるで二人の気持ちを試すかのような状況に追い込まれます。柳は頭の切れる変態男。切羽詰まった状況での冬時と夏目のHは感動モノです。さらに「一生マスかいてろ!」と柳に一発かました夏目には溜飲が下がる思いでした。「漢」を見た。

続き、プリーズ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 富士山ひょうた
感想投稿日 : 2011年6月17日
読了日 : 2010年10月28日
本棚登録日 : 2010年10月28日

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