盤上の夜 (創元日本SF叢書)

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本棚登録 : 768
レビュー : 161
著者 :
抽斗さん じわじわ来ます   読み終わった 

とても面白かった!
囲碁、チェッカー、麻雀、古代チェス、将棋など、盤上遊戯・卓上遊戯をめぐるSF短編なのだが、SFというよりはセンス・オブ・ワンダーである。

知的ゲームの対局において、「真理」が垣間見える瞬間、を描いた作品集だと言ってもいいかもしれない。
なぜそれと向き合うのか? なぜそこに見出すのか? ギリギリのところまで登り詰める、あるいは深い深い海の底まで潜っていくことの意味が、ゲームのプレイヤーを通して、そしてゲーム自体を通して語られる。
それらがたどり着くのは勝敗という結果だが、そこに至る道筋は「創造」であるのかもしれない。

私は盤上遊戯・卓上遊戯に関して全く無知なのだが、どの話もとても興味深く読んだ。
一番好みだったのは「人間の王」。なぜ、という理由をとことん追求しており、とても引き込まれたお話だった。

レビュー投稿日
2014年7月13日
読了日
2014年7月6日
本棚登録日
2014年7月6日
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