・米国債は購入対価に取引手数料に該当するコストが含まれており、別途の取引手数料がかからない。また、保有期間中の管理手数料もかからない
・利付債の場合、利払いの都度、税金を約20%納める必要がある。一方、ゼロクーポン債では、償還、あるいは売却の時に一度だけ税金を払うため、複利効果があるので、同じ利回りでも手取りの金額はゼロクーポン債の方が多くなる
・銀行より保険会社の方が安全度が高い。なぜなら、銀行はもし取り付け騒ぎが起こるとキャッシュが枯渇し破綻の危機に陥る可能性がある。一方、保険会社は、短くても10年、長ければ30年、40年という長期のお金を預かり、それを長期的に運用する構造になっている。保険の満期は契約者や契約内容によりバラバラなので、一気に解約される可能性は少なく、資金の流動性でも銀行よりリスクが低い
・ドル建て社債は、基本は満期まで保有することを前提に期間10年以内の社債を選択する。同期間の米国債と比較して、0.5%以上高いこと、できれば1%以上高いものを選ぶ
・○○ショックと名付けられるような大暴落のタイミングでは、米国債は値上がりして、社債は値下がりする(利回りが上がる)という傾向がる。普段から米国債を買って準備しておき、株の暴落が起きたらキャピタルゲインを得て米国債を売却、同時に株につられて値を下げた(利回りが上がった)ドル建て社債に乗り換えることができれば、投資効果は飛躍的に高まる
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2024年1月15日
- 読了日 : 2024年1月15日
- 本棚登録日 : 2024年1月15日
みんなの感想をみる