違った角度から華厳の世界観「法界」をみる。
◆学んだこと
○理事無礙法界と事々無礙法界の関係?
完全に悟ったら「事々無礙法界」というわけではなく、相入相即になっている。理事無礙法界の中に「事々無礙法界」があり、「事々無礙法界」の中に理事無礙法界がある。
とりあえずの理事無礙法界は以下。
感じる→わかる→願う→行う→(以上を繰り返す)→できる=叶う
感じる→わかる→願う→行う→できる=叶う→(以上を繰り返す)
無礙なので逆もある。
わかる→感じる→願う→行う→(以上を繰り返す)→できる=叶う
わかる→感じる→願う→行う→できる=叶う→(以上を繰り返す)
感じる→願う→行うは、事々無礙法界だからこう記すこともできる。
わかる→事々無礙法界→できる=叶う
ここで、「わかる」、「感じる」、「願う」、「叶える」などをもっとはっきりさせる必要がある。いま「わかる」には、「分析=分かる」から「理解する」、「悟る=覚醒する」まで含まれている。「願う」には「信じる」や「称える」など含まれている。「願う」は本来「悟る=覚醒する」に含まれるのかもしれない。そのほか「知る」、「納得する」、「確信する」、「共感する」、「共鳴する」、「決める」などもはっきりさせなけばならない。
○「称える(称える)=称う(かなう)」?
法蔵の「妄尽還源観」を説明する中で教わった。
理に称う(理事無礙法界)。性に称う(事々無礙法界)。*性とは仏性のこと。
感じる→わかる→願う→行う→理に称う→できる=願いが叶う
感じる→願う→行う→性に称う→できる=願いが叶う
理や性に称う方法で行えば、願わなくても自然にできるということ?
感じる→わかる→行う→理に称う→自然にできる
感じる→行う→性に称う→自然にできる
「願い」ってなんだろう? 「叶える」ってなんだろう?
○事々無礙法界は万物にはたらく感謝の心?
感じる→感謝→行う→性に称う→自然にできる
ということ?
◆次に学びたい人
○認知心理学と仏教の用語を対比して整理している人に学びたい。
- 感想投稿日 : 2011年3月5日
- 本棚登録日 : 2011年2月10日
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