星の王子さま (岩波少年文庫 (001))

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本棚登録 : 2360
レビュー : 362
制作 : サン=テグジュペリ  内藤 濯 
すいさん  未設定  読み終わった 

何度読んでも、ピンと来ないのです。
そしてその度、私の感受性には何か大事な部品が欠けているのじゃないかと焦るのです。
だって世界中が名作だと言っているのだもの。
私も「星の王子さま」で人生変わったとか言ってみたいのだもの。
おしゃれじゃないですか。
でも何度読んでみても私の人生は一向に変わらず、おされでシックなカルチャー女子とは程遠いままなのです。
いい加減、受け入れることにしよう。
私は象を飲み込んだうわばみの絵を見せられても確実に帽子だと言う。
わがままを言う薔薇なら、自分の手に傷を負っても引っこ抜いてしまうだろうし、死を待つ子供を、それが正しいとしても好きにさせず、彼を自分の壊れた飛行機に括り付けてエンジンを直すだろう。
私には、この作品が全て比喩だということはわかっても、それが何の比喩であるのかが理解出来ない。
だから心に響かない。
年齢を重ねた結果、もうそれでいいじゃないか、泥の中を這いつくばる系文系女子で、と思えるようになったので、多分もうこの作品を読むことはないと思う。
……と言いながら、数年後にまたおされに憧れて手に取ってしまうのかも知れないけれど。

文章(これもしょっちゅう鼻につきはするんだけど)の流れの良さと絵は好きなので、星二つ。

レビュー投稿日
2013年1月8日
読了日
2013年1月8日
本棚登録日
2012年10月15日
4
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