白いものをそれぞれタイトルにした連作短編小説、と言ってよいのだと思うけれど、ジャンル分けなどせず、ただ「この作品」と言ってそっと撫でたいような本だった。
受け取る白と差し出す白の中で、生者と死者が交わっていく。
元々の文章も美しいのだろうし、訳も見事。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年3月31日
- 読了日 : 2019年3月31日
- 本棚登録日 : 2019年3月25日
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