私、何も知らなかったなぁ…。
草間彌生が作品を作る根っこは壮絶な戦い。
やがて作品自体も戦いとなっていく。
嵐のような自伝だった。
創作の動機が、人に認められるかどうかというところのもっとずーーーっと手前というか奥というか、自身が存在するかどうか、というところなので、無闇な謙遜がないのが新鮮。
しかしジョージア・オキーフの偉大さよ…。
草間彌生の作品に惹かれるものがあったのだろうけど、それにしたって。
厳しい道を行くことになる女性のアーティストの先輩として、労らずにはいられなかったのかな、と思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月1日
- 読了日 : 2022年2月1日
- 本棚登録日 : 2022年1月28日
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