「僕も無邪気な子供の頃を繰り返したいとは思わない。それを失う喜びをもう一度味わいたいのさ。」
おそらく、元々の文章がストレートなわかりやすいものではない上に、訳と私の相性もあまり良くなく、前半はかなり読みづらかったが、中盤からは文章も展開も面白かった。
小説と詩と脚本がミックスされたような形態で、物語の作り方と文章の書き方を模索していたのだろうと思う。
後の「グレート・ギャツビー」に繋がるものは、既に芽生えているなぁとしみじみ思った。
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- 感想投稿日 : 2019年1月30日
- 読了日 : 2019年1月30日
- 本棚登録日 : 2019年1月25日
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