父が大好きで、ことあるごとに名前を出すので、見てみた。
展開のスピードもアクションも良く、スリリングで面白い。
ただ…後味が悪い。
少なくとも私にとっては。
あの馬鹿娘!
お前のせいで何人死んだと思ってる!
親友も含めて!
それなのにきゃっきゃと浮ついて帰国する姿を見て、こいつはまたやるな…と思った。
あんな体験したら、とても人前に出られない精神状況になるだろうよ…。
娘が助かるのは最初からわかっているけれど、それにしたってちょっと結末部分が適当過ぎやしないか。
ところで、父はリーアム・ニーソン演じるブライアンに憧れてこんな父になりたいと思っているらしいが、そのためには一人娘である私が危機に晒されなければならないので、悪いけれどお断りしたい。
今のままでいて下さい。
父は「普通の父」だけれど、ブライアンよりずっとかっこいいから。
あと、原題は「Taken」なのだけど、邦題は上手く変更したと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年5月30日
- 読了日 : 2013年5月30日
- 本棚登録日 : 2013年5月1日
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