興味、憧れ、畏怖、尊敬、劣等感を刺激される、跪いて平伏してしまうような絶対的な存在に絡め取られておちていく。それは恍惚とほのかに甘い浮遊感。自分を見失ってしまっても構わない。わたしはわたしが理想とする自分に近付きたい。その道しるべが、間違えないように進む確かな光がどうしても欲しい。けれどその光に目が眩んでいく。盲目的な崇拝の先にあるのは墜落。這い上がるための力は持っている。
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- 感想投稿日 : 2019年5月13日
- 読了日 : 2018年12月5日
- 本棚登録日 : 2018年12月5日
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