総理に告ぐ

  • KADOKAWA (2016年4月27日発売)
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感想 : 21
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無名のライター小林は元与党幹事長佐竹の自伝小説を取材中、現役総理のスキャンダルを聞かされる。その最中、公安警察が乱入し命を狙われることになった小林はなんとか逃げだし、事件を報道することを決意する。

特定秘密保護法、集団的自衛権、憲法改正など某総理をモデルにしてる総理の後、さらに軍事色の強い政治を行い始めた現総理「倉石」。
登場人物達が驚愕する大スキャンダルがちょっと弱い気がする。現実にも五万とありそうだし2時間ドラマでもありそうと思ってしまった。森友や「ケチって火焔瓶」疑惑とどっちがスキャンダルなんだろう。
辞職は当然としても、ろくな証拠もなしに立件・有罪まで持っていけるのかな
NEOのメンバーはみんないいキャラだった。続編で活躍する話も読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月29日
読了日 : 2019年3月29日
本棚登録日 : 2019年3月29日

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