「当事者」の時代 (光文社新書)

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  • 光文社 (2012年3月16日発売)
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冒頭の「夜回り共同体」の話はやや冗長に感じたが、「<被害者=加害者>論」から「マイノリティ憑依」へという言論史の部分は面白かった。読んでよかったと思う。
ただ「マイノリティ憑依」はマジックワードというか、気をつけたい用語ではある。被害者の代弁と白人の黒塗り芸が同じ「マイノリティ憑依」でよいのかどうか、また神社の構造との相似からの説明もやや違和感があった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年7月19日
読了日 : 2012年7月19日
本棚登録日 : 2012年7月19日

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