よだかの星 (日本の童話名作選)

著者 :
  • 偕成社 (1987年12月1日発売)
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感想 : 99
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宮澤賢治の童話は残酷なほどリアルである。それが北国における生きることの厳しさがにじみ出たものか、賢治自身が児童を思ってあえて熾烈な現実を童話に託したのか、大人の童話として著されたものなのか私には定かではない。よだかの星はみにくいあひるよりも孤独であり、ギリシャのイカロスのように壮絶な運命を遂げたかなしいおはなしである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 童話 / 絵本
感想投稿日 : 2009年4月16日
読了日 : 2009年4月16日
本棚登録日 : 2009年4月16日

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