脳性麻痺で体が殆ど動かせない少女が殺人犯を知ってしまう。発信出来ない障害を乗り越え、犯人を伝えるまでのサスペンス風物語。
少中学生くらいがターゲットなのかな。文章はかなり易しく、さくさくと物語が進みます。
ハッピーエンドで終わりますが、自閉症やかんしゃく持ちの子供のエピソード等ちょっとしんどいシーンもあります。大人が読んでも学ぶことできる良書だと思います。読書感想文にぴったり。
最終的に主人公は鼻呼吸で意思を伝える手段を獲ます。
この本を読んだ後には、実際に閉じ込め症候群に陥った患者がまばたきのみで書き上げた『潜水服は蝶の夢を見る』もおすすめです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年11月13日
- 読了日 : 2021年11月13日
- 本棚登録日 : 2021年11月13日
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