悪魔の右手

2.79
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本棚登録 : 68
レビュー : 11
制作 : 金原 瑞人  井上 里 
すなふさん 海外小説   読み終わった 

前作「神の左手」に続く第2弾。
前作が、かなりのハマリ度だったので、2巻も相当な期待があったのですが、そういう意味では期待はずれ。

散々敵側として描かれていたメシア側にたっての物語になるからなのか、複雑になりすぎたストーリーからかは分かりませんが、前作にあったような暗い中に見える希望、みたいなものが全く見えなくなっています。

主人公ケイルの神童具合、成長といったものも今作では影を潜め、ずるずると流され続けるといった印象。
3巻構成なので、つなぎとなる中巻は、とことん暗くなっていくという判断も分かる気はするのですが、あまりにも読み進める気力が湧かない展開。

新しく登場するキャラにも、いまいちインパクトはありません。

例えば、ロード・オブ・ザ・リンク(映画版)の中巻といえる「2つの塔」だと、とことん暗い中、この先どうやって希望を見出すのか・・・という中、エントが登場したりしていたのですが、それに値するような展開も見いだせません。

物語としては、第3巻でどういった展開になるのかによって全体の面白さが決まるとは思いますが、単体としてこの巻を読むと、読了するのすら難しい魅力ない作品になるような気がします。

レビュー投稿日
2012年8月12日
読了日
2012年8月11日
本棚登録日
2012年8月12日
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