死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男 (集英社新書)

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本棚登録 : 1056
レビュー : 156
著者 :
すなふさん 海外小説   読み終わった 

死刑執行人シャルル・アンリ・サンソンを主人公として、中世の死刑やフランス革命などを書いていく。

序盤には、死刑執行人という家系についての説明も分かりやすく説明があるので、今までそういった職業について目を向けていなかった私でも少しは理解を進めながら読めた気がします。

序盤が終わると、伝記的な文章となるので、読みやすさは更にあがって、社会の最底辺と位置されながら、財産を持ち、医師としても高名だったという不思議なサンソン一家に惹きこまれること請け合いです。

ギロチンの、それが持つ凄惨なイメージと裏腹に、人道的観点から考案された物だったという逸話にも、驚かされると共に、不思議な感覚になります。また、そのために死刑が増えたという皮肉な結果にも。

死刑を執行する側からみた、中世の革命。色々考えさせられるところも多いですが、物語として読んでもきっと入り込むことが出来るでしょう。
おすすめ!

レビュー投稿日
2012年8月12日
読了日
2012年8月11日
本棚登録日
2012年8月12日
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