青春音楽小説アンソロジーで、
天野純希さん、小路幸也さんなど6人の作家の短編集が収録されている。
青春ど真ん中の世代の主人公たちが、音楽とともに過ごしている様を描く。
バンドだったり、歌だったり、吹奏楽だったり。
青春ど真ん中なのに、出て来る曲は古い気がする。
ビートルズだったり、レッドツェッペリンだったり。
どっちかというと、今まさに青春している人よりも、その時代の熱気を知っている大人の方が楽しめるんじゃないかと思う。
きっと読んでいて懐かしいはず。
それなのに、言葉とか習慣とかは今風だ。
ちぐはぐ感もあると思う。
けれど、それ以上にスカッとする。
スピード感がある気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説。
- 感想投稿日 : 2012年12月22日
- 読了日 : 2012年12月22日
- 本棚登録日 : 2012年5月20日
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