1973年のピンボール (講談社文庫)

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  • 講談社 (2004年11月16日発売)
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悔しいな、あちこち探したけれど見つからず改訂版を購入(文字が大きく読みやい)。

本書は青春3部作の2作品目。

東京の僕と、神戸(?)の友人の鼠が一緒の場面はない。ジェイズ・バーの中国人マスター:ジェイも前作と同じ登場人物。

双子の208・209、僕の亡くなった恋人、直子のエピソード…突然なくなったピンボール台『スペースシップ』と直子がダブる。

喪失感と、青春時代の終わりの予感が漂う。
1969〜1973年11月、僕は大学を卒業し、翻訳の仕事で生活をしている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月8日
読了日 : 2022年10月31日
本棚登録日 : 2022年11月8日

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