シリーズ2作目。
この面白さにはまってしまった。
これはシリーズをどんどん読まなくては!
著者は竜崎の目を通して貝沼副署長のことを、わざと良く書いていなかったが、そうではないだろうということは想像がつく。
事件や捜査についても、登場人物達より少し先に読者が気付いて推理する楽しみもある。
監察官からの呼び出し・調査で、「あなたは正常な判断ができる心理的な状態にあったと断言できますか?」と竜崎に聞いてきた時、竜崎は「いったい何のことを言っているのだろう」と思っているが、私は監察官の質問を読んだ瞬間、「ああ!そこ、そうきたか!」と、地味な部分が非常に面白かった。
相変わらず警察組織に詳しくないので、「方面本部って何よ?」とか、一々調べたりして、調べてもやっぱりよくわからなかったりもするのだけれど、そんな私にとっても明らかに好きなタイプの小説だ。
シリーズ3作目はどうやら竜崎が恋に落ちる?らしいけれど、そういう要素は要らないんだけどな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
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- 感想投稿日 : 2018年8月11日
- 読了日 : 2018年8月11日
- 本棚登録日 : 2018年8月11日
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