ブクログの新刊通知キーワードに藤崎翔氏も入れてあるので、図書館に早くから予約でき、早目に借りられた。ありがたい。
なんと言うか、品の無い話ではあるのだが、読みやすくはあり、あっという間に読めた。
後半は、同じセリフと状況を2度書いて、それぞれ心の内では別の思惑が…という書き方が相次ぎ、くどさを感じた。
わざとそのような書き方をしていて、叙述トリックでも仕掛けられているのかと思ったが、そんなことはなかった。
だとしたら、やっぱりしつこかっただけだ。
また、「これ、後で使われるな」と読者に簡単に気付かれる程度の、鞠子の実家の描写なども残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・物語 (時代小説はこちら)
- 感想投稿日 : 2024年6月10日
- 読了日 : 2024年6月10日
- 本棚登録日 : 2024年6月10日
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