いわゆる「勉強する」という意味での、単なる学問ではなく、社会を良くするための「実学」を学ぶことを説く福沢。そして、その実学で、社会を良くしていくために身を立てていくことこそ、「自由」で「独立」した近代的人間の生き方であると説く。封建社会の終わりの時代、近代的自我に芽生え、未来を創造する意欲に溢れた本書は、時代を経ても学ぶべき点が多い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学ー日本文学
- 感想投稿日 : 2018年12月14日
- 読了日 : 2018年12月13日
- 本棚登録日 : 2018年12月13日
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