坪内稔典『正岡子規』(岩波新書)
なんとなく手に取った子規の本です。
子規といえば、痛烈な芭蕉批判と古今集批判が印象的だったのですが、とりあえず彼の批評は全て痛烈だったらしいという事がわかりました(笑)
後、短歌のイメージしかなかったので、漢詩を好んでいたというのには少々驚きました。
しかし、「言葉と生きる」と副題についているだけあって、最後まで言葉づくしでしたね(笑)
それにしても虚子を見限っていたとは………
病床時代に妹を批判しているのを見ていると、今の介護の問題が頭をよぎりました(…)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2012年11月2日
- 読了日 : 2012年11月2日
- 本棚登録日 : 2012年11月2日
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