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お嬢様の恋人試験 (美少女文庫)
- わかつきひかる
- フランス書院 / 2011年1月18日発売
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エロ小説ならでは色々に、そのたびごとに注釈が入っているような感じが何とはなく微妙。吹っ切れてないというか。しかしグッズを絡めたエロシーンは大変にエロかったし、エロシーンがエロければ全て良しではある。
2015年9月22日
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絶体絶命教室 (メガストアコミックスシリーズ No. 147)
- ゴージャス宝田
- コアマガジン / 2007年11月19日発売
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「CRUSH!!」が面白い! 遭難というのはよくある舞台立てだけど、そこからの「死ぬかもしれない」という思いや現実逃避の雰囲気、少しずつ変わっていく人間関係などが良い。長さをしっかり生かした作品。
2015年9月14日
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巨神クロノスの陰謀 (現代教養文庫 1295 A&Fシリーズ)
- P.H.アドキンズ
- 社会思想社 / 1989年5月1日発売
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ゼウス世代ではなくクロノス世代というのは珍しい。宮廷陰謀劇で、間抜なマッドサイエンティストみたいなタナトスが面白い。いかにも続きそうだけど、後書きの書き方からすると続編出版は予定されていなかった感じ。
2015年9月14日
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死の舞踏 (創元推理文庫)
- マーヴィン・ピーク
- 東京創元社 / 1988年5月29日発売
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「闇の中の少年」の雰囲気には悪い夢の中のような、変な臨場感というか、現実的でないにも関わらず迫るものを感じる。分量としても内容としても「闇の中の少年」がメインで、他四篇はちょっと劣る感じだ。
2015年9月1日
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ボーイ・ミーツ・ハーレム (MUJIN COMICS)
- 立花オミナ
- ティーアイネット / 2013年8月2日発売
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メインが遭難ハーレムで、無人島、雪山、未開部族とさまざまな局面でハーレムとなる。女性の柔らかい肉に埋もれるような作品で、汗だくになって好意に励む場面が多く、湿度が高く、密着感のある絵になってる。
2015年8月31日
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孕めよ我が子宮、と少女は言った (アンリアルコミックス 150)
- あしもと★よいか
- キルタイムコミュニケーション / 2015年1月29日発売
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ストロングなエロ漫画。とにかく触手陵辱産卵で固めた一冊であり、タイトルに偽りなし。触手が絡んでこないのは一作しかない。大体産卵苗床エンドで、正気を保ってないエンドが過半数を占めるぐらい。直球で触手。
2015年8月31日
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姉妹サンド (バンブーコミックス)
- 内村かなめ
- 竹書房 / 2014年4月26日発売
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姉と妹に振り回される真ん中っ子の四コマ。妹は裏表紙だと「きびしい妹」って紹介されているけど、厳しいというより図々しい感じが……主人公が振り回されっぱなしだなあ。「乙女レシピ」も面白かった。
2015年8月30日
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修道女フィデルマの洞察 修道女フィデルマ短編集 (創元推理文庫)
- ピーター・トレメイン
- 東京創元社 / 2010年6月25日発売
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舞台である紀元七世紀のアイルランドの慣習や法律などの背景が興味深く、それだけでも面白い。また犯人の動機や罪状などにもそうした背景が強く影響している。小さな引っかかりを手がかりに進めていく推理も鮮やか。
2015年8月30日
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まーぶるインスパイア 3 (まんがタイムKRコミックス)
- むねきち
- 芳文社 / 2010年2月27日発売
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代わり映えしない感じではある。同級生がやけにおっさん臭く感じてしまうなあ。話が進まない、あるいは話らしい話がないという四コマ漫画は他にもあるけど、面白いのとつまらないのはどこでそう感じるのか。
2015年8月29日
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文化部をいくつか (ヤングジャンプコミックス)
- F4U
- 集英社 / 2009年2月19日発売
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「『文化部』に求められたのはソフトエロ」……って、ソフトエロをやってたのは一話、二話ぐらいじゃなかろうか。最終話のまるまる最終話話は面白かったけど、全体として話の動力がちょっと弱いような感じ。
2015年8月22日
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インコと下僕 (MCコミックス)
- 内村かなめ
- KADOKAWA / 2011年7月25日発売
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鳥の世話って大変そうだなあ……ボレー粉とか、餌をあげれば食べてくれるわけでもないんだなあ。ラフの描かれた紙を鳥のおもちゃにし「本番失敗してもうラフからはもどれないなぁ」ってシーンが面白かった。
2015年8月22日
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コダマの谷 王立大学騒乱劇 (ハルタコミックス)
- 入江亜季
- KADOKAWA / 2006年8月31日発売
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何となく描かれていない「奧」のありそうな雰囲気。アーサー王子の活躍や宮廷の陰謀劇などを背景にしつつ。どこか「長い連載ものの単発外伝」というか、複数のエピソード群の一つ、というような趣がある。
2015年8月22日
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変愛彼女~やだ・彼氏のが他の娘に入っちゃってるう~ (真激COMICS)
- 天乃一水
- クロエ出版 / 2015年2月6日発売
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表題作のシリーズはもうちょっと読んでいたかった。汗だくの、汁の飛び散るエロシーンはエロくていいし、ヒロインのトロンとしている表情もぐっとくる。「どうしよもねえなこいつ」って感じの愛おしさがある。
2015年8月22日
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少女探偵サミー・キーズと小さな逃亡者
- ウェンデリン・V・ドラーネン
- 集英社 / 2005年2月25日発売
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グレイビルさんに「家出エルフ」のエリサにと、これまでになくしんみりとしたエピソードが、子犬の逃亡事件と絡み合う。特にグレイビルさんのエピソードは印象深い。サミーが一つ、階段を上った感じか。
2015年8月22日
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彼女の乳は僕の物 (MUJINコミックス)
- りゅうき夕海
- ティーアイネット / 2010年6月11日発売
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「そのおっぱいをどうやって隠していたんだっ」と突っ込みたくなるけど、表題作のシリーズが先輩はかわいいしおっぱいは大きいし(そしてよく使っているし)で、大変に良い。「しょーがないなー」の台詞が可愛い。
2015年8月15日
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センセイのエプロン (YCコミックス)
- りゅうき夕海
- 少年画報社 / 2010年7月28日発売
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こういう話、というか構成じゃしょうがないけど、ヒロインがすごく目立たない。エロとストーリーを両方やると、メインヒロインに軽々しくエロをやらせるわけにはいかないという事情があるんだろうけど。
2015年8月15日
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高僧伝 2 (岩波文庫 青342-2)
- 慧皎
- 岩波書店 / 2009年11月13日発売
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義解篇に出てくるのは「仏典の解釈に精通し、仏教教理学に通暁した」人々で、「精神は高潔で行いは立派だった」ばっかり。読んでいて退屈。ランダムジェネレートしたのを混ぜても違和感ないんじゃないか。
2015年8月15日
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オーカッサンとニコレット(歌物語) (岩波文庫 赤572-1)
- 川本茂雄
- 岩波書店 / 1952年2月5日発売
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何となくのどかな恋物語。こういう話だとヒロインは理想的な容貌を持つのが定番だけど『硬く小さな乳房』と言われているのが面白かった。この時代、小さい方が尊ばれたのか。途中に出てくる牛飼いがすごく印象的。
2015年8月13日
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対訳 ペレアスとメリザンド (岩波文庫 赤583-1)
- メーテルランク
- 岩波書店 / 1988年10月17日発売
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嫉妬に苦しむゴローの姿が印象的。若い二人の逢瀬の場面も美しいが、ヒロインはついに謎めいたまま退場してしまう。王国の飢饉などの、よく分からない伏線もいくつか。抑えておくべきお約束があるんだろうか。
2015年8月11日
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祖国なき男 (創元推理文庫)
- ジェフリー・ハウスホールド
- 東京創元社 / 2009年11月21日発売
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前作では徹底して伏せられていた主人公の身の上が明らかにされる、が……設定盛りすぎだろう。引き込まれるが、濃密というか、緊迫した場面がずっと続くのでちょっと疲れる。最後はまあ、この主人公らしい最後だ。
2015年8月10日
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高僧伝 1 (岩波文庫 青342-1)
- 慧皎
- 岩波書店 / 2009年8月18日発売
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日本においてもそうだけど、中国でも初期仏教はやっぱり「原典からの翻訳」というのが大きな業績になったようだ。出てくる時代背景から、三国志時代だと仏教はまだまだ出発点の時代なんだなって感じがする。
2015年8月9日
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三幕の悲劇 (創元推理文庫)
- アガサ・クリスティ
- 東京創元社 / 1959年6月20日発売
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理屈は通っているんだけど釈然としない。第一の犯罪と第二の犯罪が関連づけられて考えられるのは予測できたろうし、それは避けるべきだったんじゃないかとか、動機とか……まあ犯人の個性とあっては仕方がないのか。
2015年8月9日
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前哨 (ハヤカワ文庫SF)
- アーサー・C・クラーク
- 早川書房 / 1985年4月10日発売
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いかにも「初期のSF」って感じがする。世界設定のお披露目や、そこからのワンシーン、ワンカットがメインで「そこからどうなる」にはあまり関心がないという感じ。短編集ということもあるんだろうけど。
2015年8月3日
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少女探偵サミー・キーズと消えたゴブレット
- ウェンデリン・V・ドラーネン
- 集英社 / 2004年7月26日発売
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ほんの一言二言触れられるだけだが、ホリーの境遇はかなり深刻。サミーの境遇も含め、アメリカっぽいのか、日本では表面化していないのか……ヘザーとの対立に関してはサミーの成長がかなり直接的に描かれているな。
2015年8月3日