美しい少女が恋文を掴み微笑みながらその脚に滴る血、関口の情緒不安定っぷりに拍車がかかるなど、次第に異常さが滲み出てきて不気味な感じ。
久遠寺涼子の両親へ質問する榎木津がすごくまともで、探偵っぽく見える。原作序盤ではまだ大人しめだったんだな。「あんな気味の悪いもの」が何を指していたのか、ぼんやりとしか思い出せない。どうだったっけ。
そして梗子が夫に対してどんなひどいことをしたのさえ思い出せない。
木場の登場シーンに和んだ。
赤児殺しの事件も明るみに出て、ますます複雑に。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
角川書店
- 感想投稿日 : 2015年2月22日
- 読了日 : 2015年2月21日
- 本棚登録日 : 2015年2月21日
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